過去ログ - 俺「QBと契約して魔法使いになった」
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131: ◆wI1a.sapXc[saga]
2012/12/11(火) 14:24:00.57 ID:3TfbAa/y0
織莉子「待ってください。私は貴方と戦いに来たのではありません」

俺(敵の言葉など信用出来るかよ。黒い方は見かけないがどこかで身を隠しているのか?)

織莉子「二人でお話をしたくて会いにきました。どうか信じてください」

俺「……馬鹿め!」ブォン

俺は右腕を上げると目の前にいる少女に向かって振り下ろした。
鋭い爪が少女の喉元に迫っていく。
だが少女は一切動かず、まるで俺に殺されるのを受け入れているかの如く
落ち着いた姿勢を崩さないままでいた。

俺(なぜ抵抗しない!?伏兵もいないのか!?)

織莉子「…………」

爪が少女の喉元に突き刺さる直前に、俺は動きを止めた。
敵と言えども、無抵抗の少女をそのまま殺害する行動に対し、俺は躊躇してしまった。

俺「……どうして抵抗しなかった?」

織莉子「戦う為に来たわけではありませんから」

俺「……もし俺が攻撃を止めなかったらどうするんだ?死んでいたぞ?」

織莉子「貴方なら止めてくれると信じてましたから」

俺(意味分かんねぇよ!素性も知らない敵の良心を信用するとか正気の沙汰とは思えねぇ…)

織莉子「今までの事を思えば警戒されるのは当然だと思います。ですが…どうか話だけでも聞いてくれませんか?」

俺「……いいだろう。話だけなら聞いてやる ただし聞く場所は俺が指定する。それでどうだ?」

織莉子「分かりました。貴方が望むならそれに従います」

俺(俺はまだこの女を信用した訳じゃねえ。だから最低限の用心を取らせてもらう)



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