38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/09/29(土) 10:00:21.03 ID:Sw3uTU+qo
「これから、二人を引っぱって競技用の箒を見に行くんだ。一年生が自分の箒をもっちゃいけないなんて、
理由がわからないね。父を脅して一本買わせて、こっそり持ち込んでやる」
いけすかないやつだ、と杏子とさやかは思った。
「君たちは自分の箒をもっているのかい?」
男の子はしゃべり続けている。
「ううん」
「クィディッチはやるの?」
「ううん」
クィディッチ? 一体全体何だろうと杏子は思った。
「僕はやるよ――父は僕が寮の代表選手に選ばれなかったらそれこそ犯罪だって言うんだ。
僕もそう思うね。君たちはどの寮に入るかもう知ってるの?」
「ううん」
さやかとまどかは二人で答えた。
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