109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:47:04.45 ID:acd2hzuCo
さやか「まどかはそんなこと気にしないで、どんどんあたしに頼ってくれていいの!恭介の事なら大丈夫だよ。
まどかに心配されなくても、あたし達はちゃんとうまくいってるから。だから」
ほむら「あなたって本当に自分勝手ね、美樹さやか」
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:47:56.02 ID:acd2hzuCo
ほむら「行きましょう、まどか。美樹さやかの話はもう済んだみたいだから」
まどか「えっ、ちょっとほむらちゃん!」
転校生はそう言うと、そのまま店から出ていってしまった
111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:48:21.93 ID:acd2hzuCo
恭介「あそこのアクションシーンはすごかったね。僕もう見てるだけですごいドキドキしちゃったよ。さやかはどうだった?」
さやか「……」
恭介「さやか?」
112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:48:47.87 ID:acd2hzuCo
それでもせっかくのデートを台無しにしたくなくて、それからあたしは精一杯楽しもうと努力した
映画の後のお昼も、その後のショッピングも、出来る限りの笑顔を作って無理矢理テンションをあげた
だけど
113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:49:13.50 ID:acd2hzuCo
恭介「なにかあったの?」
さやか「……ううん。ごめん、恭介」
恭介「……そっか、わかった。謝らないでいいよ。さやかが元気になったら、また来よう」
114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:49:39.20 ID:acd2hzuCo
あたし達二人はデートを中断し、帰り道を一緒に歩く
すると前方からも、女の人が二人並んで歩いてくるのに気付いた
一人の女の人の腕にもう一人の女の人が腕を絡めていて、楽しそうにおしゃべりをしている
115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:50:05.46 ID:acd2hzuCo
さやか「……恭介はさ、ああいうのどう思う?」
そして、あたしは恭介に質問していた
あの二人が、他の人の目にはどう映るのか気になったから
116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:50:31.63 ID:acd2hzuCo
うん、やっぱりそうだよね
同性同士で付き合うなんて、普通の人から見ればおかしいし、気持ち悪いと思うものなんだ
別に恭介を悪く言うつもりなんてない
117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:50:57.62 ID:acd2hzuCo
「大事な話がある。放課後屋上で待ってる。一人で来て」
あたしは今日の朝一番に、そう書いた手紙を転校生の下駄箱に入れておいた
メールが出来ればそれの方が確実で手っ取り早いけど、あいつのメアドなんて知らないし
118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:51:27.36 ID:acd2hzuCo
さやか「悪かったね、呼び出したりして」
ほむら「人に手紙を書くときは、差出人の名前くらいちゃんと書きなさい」
さやか「あれ、書かなかったっけ?」
119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:51:54.16 ID:acd2hzuCo
ほむら「……何を言い出すのかと思ったら。嫌よ。話はそれで終わりかしら?」
さやか「あんたと付き合ってたら、まどかはきっと不幸になる。あたしは、それをほっとく訳にはいかないの」
ほむら「意味がわからないわ」
217Res/112.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。