過去ログ - まどか「誰がために恋をする」
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135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)
2012/09/30(日) 18:59:02.98 ID:acd2hzuCo
あれから、何日たったかな

時間の感覚が曖昧で、もうずいぶん長い間外に出てない気がするけど

あたしは携帯を手にとって開く
以下略



136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:59:32.42 ID:acd2hzuCo
杏子『いるんだろさやか。顔出しな』

突然、あたしの頭の中に声が響く

あたしは驚いてつい周りを見渡すが、ここはあたしの部屋なんだから誰もいるはずがない
以下略



137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 19:00:01.18 ID:acd2hzuCo
杏子がなんでもないような口調で言う

こいつなら本当にやりかねないのが怖い

あたしは仕方なく、杏子を家に招き入れる
以下略



138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 19:00:27.73 ID:acd2hzuCo
杏子「……おい、いい加減にしとけよ」

杏子があたしの胸ぐらを掴む

杏子「あたしこの前言ったよな。次に会った時もそんなだったらぶっ飛ばすって」
以下略



139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)
2012/09/30(日) 19:00:56.79 ID:acd2hzuCo
杏子「……どうしちまったんだよさやか」

杏子はあたしを掴んでいた手を乱暴に離す

その衝撃にあたしはよろけて尻餅をついてしまう
以下略



140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 19:01:22.68 ID:acd2hzuCo
さやか「心配してくれてありがと。でも、どうしても駄目なの。ちゃんとしなきゃって思うのに、全然体が言うこと聞いてくれないの」

杏子「もしかして、まどかとなんかあったのか?」

あたしは無言で答える
以下略



141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 19:01:48.99 ID:acd2hzuCo
杏子「はあ!?」

杏子が驚いて声をあげる

あの日の夜、恭介に電話をしてあたしから別れを告げた
以下略



142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 19:02:15.19 ID:acd2hzuCo
杏子「なんでさ?好きだったんじゃねーのかよ」

さやか「それさ、なんか勘違いだったみたい」

あたしは自嘲気味に笑う
以下略



143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 19:03:18.55 ID:acd2hzuCo
あたしの告白に杏子は言葉をなくしていた

そりゃそうだよね

こんなこと聞かされたら誰だって驚くに決まってる
以下略



144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 19:04:21.21 ID:acd2hzuCo
杏子「だけど、それがなんなんだよ」

さやか「え……?」

杏子「まどかのこと、好きなんだろ?だったら、別に周りになんて思われようが関係ねーじゃん」
以下略



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