89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/09/30(日) 18:37:48.75 ID:acd2hzuCo
 さやか「じゃあまた明日学校でね、恭介」 
  
 恭介との通話を終えたあたしは、そのままベッドに倒れこむ 
  
 付き合い始めてから、あたしと恭介はほぼ毎日こうして電話をしていた 
  
 恭介と話すのは楽しいし、ずっと電話してても会話が途切れることはない 
  
 学校に行けば顔だって見れるし、そして今度の休日はデートの約束もしている 
  
 うん、あたしたちは今、それなりにうまくやっていると思う 
  
 それなのに、あたしの心はどこかもやもやしていて 
  
 あたしは再び携帯を手に取ると、電話帳からまどかの番号を呼び出して電話をかけた 
  
 だけど、受話口からは聞き慣れたまどかの声ではなく、通話中を知らせる音声が聞こえてくる 
217Res/112.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。