112: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:29:12.50 ID:glc2EIhw0
そうでした、倒されたら豆を全て渡さなければいけないのでした。
単純に考えれば、私達の手持ちの豆が半分になってしまうと言う事です。
それに加えて、折木さん達の豆が増えるという事にも繋がります。
113: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:29:38.52 ID:glc2EIhw0
福部さんはそう言いながら、廊下へと出ます。
私は反対側に行き、台所の裏手へと回りこみました。
こちら側の廊下からは、少し中が覗ける様になっています。
114: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:30:18.04 ID:glc2EIhw0
〜奉太郎/摩耶花〜
廊下に顔だけを出した俺に、最初に目に映ったのは里志の姿だった。
直後、飛んでくる豆。
115: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:31:07.30 ID:glc2EIhw0
える「待ってましたよ、お二人とも」
それすらも読まれていた。
前には千反田、後ろは行き止まり。
116: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:31:37.90 ID:glc2EIhw0
える「あ、ご、ごめんなさい」
そう謝っているこいつは、とても申し訳無さそうな顔をしていた。
隙だらけではあるが……片方だけ倒してしまっても仕方ない。
117: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:32:04.81 ID:glc2EIhw0
奉太郎「わ、悪い」
しまった、俺もつい謝ってしまった。
なんだこれは、謝りながら相手に豆をぶつけるゲームだったか。
118: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:32:32.82 ID:glc2EIhw0
〜える/里志〜
や、やられてしまいました。
つい謝ってしまったせいで、お二人とも逃がしてしまいました。
119: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:33:06.04 ID:glc2EIhw0
える「そ、そうですか」
える「では、次の作戦があるんですね?」
里志「勿論」
120: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:33:36.29 ID:glc2EIhw0
里志「ま、なんにせよ」
里志「好都合だよ」
える「……どういう意味ですか?」
121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2012/10/04(木) 23:34:04.90 ID:glc2EIhw0
える「分かりました!」
里志「部屋を探すのは僕がやるよ」
里志「千反田さんは今度こそ、宜しくね」
122: ◆Oe72InN3/k
2012/10/04(木) 23:34:46.79 ID:glc2EIhw0
残り体力/所持豆数
奉太郎:残り体力4/豆の数9
摩耶花:残り体力3/豆の数10
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