173: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:44:26.57 ID:ez1jU9OO0
摩耶花「……ごめん、やられちゃった」
奉太郎「気にするな、こうなるかもしれないとは思っていた」
里志「……さすがだね」
174: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:44:55.23 ID:ez1jU9OO0
〜える/里志〜
折木さんにまたしても、やられてしまいました。
それに結局、逃げられてしまいます。
175: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:45:21.97 ID:ez1jU9OO0
里志「やっぱりね」
里志「僕達の勝ちだ」
える「……どういう意味ですか?」
176: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:46:15.36 ID:ez1jU9OO0
える「はい? なんでしょうか」
里志「最後は一対一で、話がしたいんだ」
里志「だから、千反田さんはそのまま豆を持たなくてもいいかな」
177: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:46:46.96 ID:ez1jU9OO0
〜奉太郎/摩耶花〜
さて、向こうも気付いた頃か。
だが全ての豆を避けるのは中々難しい、それに加えうまくやったとしても引き分けがいい所だろう。
178: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:47:15.47 ID:ez1jU9OO0
そこで伊原は一旦言葉を区切り、いかにも悪そうな笑顔をする。
摩耶花「私達の勝ち、かな」
179: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:47:42.66 ID:ez1jU9OO0
奉太郎「どういう意味だ、里志」
里志「自分で気付いていなかったのかい?」
里志「……少し気になるけど、まあいっか」
180: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:48:45.24 ID:ez1jU9OO0
里志「僕はね」
里志「無理にホータローに豆をぶつける趣味は無いんだ」
奉太郎「……なるほど」
181: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:49:29.99 ID:ez1jU9OO0
〜える/里志〜
私は後ろから、その光景を眺めていました。
お二人が一つずつ、豆を廊下に落として行きます。
182: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:50:19.82 ID:ez1jU9OO0
次に折木さんの顔を見た私は、後悔する羽目になります。
折木さんは……小さく、笑っていたのです。
……もっと考えるべきでした。
183: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:51:01.50 ID:ez1jU9OO0
奉太郎「それはルール違反だろ」
奉太郎「拾ってはいない」
える「……なら、何故豆を持っているんですか」
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