182: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:50:19.82 ID:ez1jU9OO0
次に折木さんの顔を見た私は、後悔する羽目になります。
折木さんは……小さく、笑っていたのです。
……もっと考えるべきでした。
183: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:51:01.50 ID:ez1jU9OO0
奉太郎「それはルール違反だろ」
奉太郎「拾ってはいない」
える「……なら、何故豆を持っているんですか」
184: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:51:37.39 ID:ez1jU9OO0
里志「……確かに、ルール違反では無いね」
なら、なら今の内にお皿の所まで行き、私たちも豆を補充すれば……!
そう思い、振り返ると……
185: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:54:06.12 ID:ez1jU9OO0
奉太郎「おいおい里志」
奉太郎「俺はお前がどの様に行動するかくらい、分かるさ」
奉太郎「さっき自分で言ってただろ」
186: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:55:43.55 ID:ez1jU9OO0
〜縁側〜
える「それにしても、なんで私も巻き込まれなくてはいけなかったんですか」
奉太郎「仕方ないだろ、位置が悪かったと思え」
187: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:57:38.94 ID:ez1jU9OO0
俺はそう言い、三人に向け豆が入った袋を出す。
どうやら意見は同じだった様で、全員の手が袋に伸びる。
俺も豆を数粒取り出し、口の中に放る。
188: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:58:34.73 ID:ez1jU9OO0
……しかしそれは、叶わぬ望みとなってしまう。
今日、色々と作戦を練ったが……これだけは予想外だった。
と言うのも……
189: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 21:59:34.94 ID:ez1jU9OO0
俺が考えるのをやめたのにはしっかりとした理由がある。
俺と伊原が持ち込んだ袋には豆が100個入っている。
それを半分に分けて俺達が使ったのは50個。
190: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 22:16:22.94 ID:ez1jU9OO0
〜折木家〜
結局家に着いた頃には、辺りはすっかり暗くなっていた。
そんな俺を待っていたのは、鳴り響く電話だったが……
191: ◆Oe72InN3/k
2012/10/06(土) 22:17:28.97 ID:ez1jU9OO0
える「は、はい」
える「実はですね、少し……やってみたい事があるんです」
奉太郎「やってみたい事? 気になる事では無くてか」
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