221: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:36:50.13 ID:dwmrjsng0
俺が言おうとしていた事を、千反田に見事予測されてしまった。
える「折木さんが前に仰っていたので」
摩耶花「折木が? へえ、折木がねぇ……」
222: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:37:18.39 ID:dwmrjsng0
奉太郎「なんだ、結局千反田が作っていたのか」
摩耶花「違うわよ、今日のはちゃんと私が作ったのよ」
摩耶花「本当よ?」
223: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:37:48.90 ID:dwmrjsng0
奉太郎「それで、もう今日はお開きでいいか」
摩耶花「うーん、そうね」
224: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:38:23.10 ID:dwmrjsng0
全ての片付けが終わり、外の景色を見ると既に日は沈みかけていた。
奉太郎「今年は多分、里志もちゃんと受け取ってくれるだろうな」
摩耶花「そうだといいんだけどねぇ」
225: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:38:58.44 ID:dwmrjsng0
奉太郎「なんだ、余った物にこんなのはしなくて良かったのに」
摩耶花「まあまあ、そう言わずに」
何故か千反田がもじもじしているのが気になったが……
226: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:39:47.92 ID:dwmrjsng0
奉太郎「わ、分かった」
奉太郎「ありがとうな、千反田」
える「あ、い、いえ」
227: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:40:14.84 ID:dwmrjsng0
〜帰り道〜
俺と伊原は千反田の家を後にする。
さすがに2月と言った所か、日が短い。
228: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:40:41.42 ID:dwmrjsng0
奉太郎「なんで」
摩耶花「だって、ちーちゃんが戻って来た時、その」
摩耶花「……抱きついてたし」
229: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:41:09.43 ID:dwmrjsng0
摩耶花「ふうん」
本当の所は、色々あって有耶無耶になっているだけであったが……
あれから千反田も特にその事については言わなかったし、俺も別段言う気は無かった。
230: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:41:36.51 ID:dwmrjsng0
奉太郎「とにかく、そんな所だ」
摩耶花「なるほどねぇ」
奉太郎「……何か言いたそうだな」
231: ◆Oe72InN3/k
2012/10/08(月) 20:42:02.71 ID:dwmrjsng0
〜折木家〜
そういえば、先週の日曜日も千反田の家から帰った時は暗くなっていたな。
あそこに行くと、どうやら暗くなるまで帰れないのかもしれない……気を付けねば。
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