569: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:38:22.33 ID:rHC3Zm5J0
〜千反田家〜
インターホンを鳴らすと、扉の前で待っていたのか、すぐに千反田は出てきた。
える「わざわざありがとうございます」
570: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:38:53.16 ID:rHC3Zm5J0
それはそうと、千反田の家に来るのは何度目だろうか?
何回来ても、まずその広さに驚かされる。
俺の家の何個分に当たるのだろうか……
571: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:40:45.86 ID:rHC3Zm5J0
つまり、あの日……千反田がさようならと言った日。
あの日に起きた事は、起こるべくして起きたのかもしれない。
だが、だがもう少しだけ。
572: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:42:21.41 ID:rHC3Zm5J0
里志「料理を持って来てくれるってさ、手作りだよ手作り!」
奉太郎「手伝いに行かなくていいのか」
里志「何言ってるんだい、僕達が行っても足手まといになるだけさ」
573: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:43:02.29 ID:rHC3Zm5J0
奉太郎「そうだな……そうする」
里志「それに今日はホータローが主役だよ」
里志「さあさあ、笑って笑って」
574: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:43:32.55 ID:rHC3Zm5J0
える「お待たせしました、お料理持って来ましたよ」
摩耶花「私も作ろうと思ったんだけど……ほとんどもう作ってあった」
里志「はは、さすが千反田さん、準備がいいね」
575: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:44:00.77 ID:rHC3Zm5J0
千反田を褒めるのは結構だが……
摩耶花「私はどうなの?」
里志「ま、摩耶花は……もうちょっと、優しくなった方が」
576: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:44:27.22 ID:rHC3Zm5J0
える「あ、そういえば」
千反田はそう俺に言い、部屋から駆け足で出て行った。
何かを思い出した様だが……何だろうか。
577: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:44:54.55 ID:rHC3Zm5J0
奉太郎「それより、千反田は何か思い出した様子だったが」
奉太郎「どうしたんだ」
える「ふふ、これです!」
578: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:45:22.00 ID:rHC3Zm5J0
奉太郎「それにしても、そんなぬいぐるみをまだ持っているとはな」
摩耶花「ええ、いいと思うけどなぁ」
える「で、でもですよ」
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