過去ログ - える「古典部の日常」
1- 20
570: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:38:53.16 ID:rHC3Zm5J0
それはそうと、千反田の家に来るのは何度目だろうか?

何回来ても、まずその広さに驚かされる。

俺の家の何個分に当たるのだろうか……

とても比べ物には、ならないか。

多分、この家の広さが……千反田という名家を表しているのかもしれない。

そんな事を考えながら、里志達がやってくるのを待っていた。

出されたお茶を飲みながら、俺は考える。

……去年、俺はあいつの事を追い掛けていたのかもしれない。

社会的にも、俺の前を行く千反田の事を。

最終的に、それは不釣合いだったのだろう。

片や、神山市には知らぬ者等居ないほどの名家のお嬢様。

片や、ただの一般人。

それは多分、いくら追いかけても追いつけないのかもしれない。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/450.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice