576: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:44:27.22 ID:rHC3Zm5J0
える「あ、そういえば」
千反田はそう俺に言い、部屋から駆け足で出て行った。
何かを思い出した様だが……何だろうか。
577: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:44:54.55 ID:rHC3Zm5J0
奉太郎「それより、千反田は何か思い出した様子だったが」
奉太郎「どうしたんだ」
える「ふふ、これです!」
578: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:45:22.00 ID:rHC3Zm5J0
奉太郎「それにしても、そんなぬいぐるみをまだ持っているとはな」
摩耶花「ええ、いいと思うけどなぁ」
える「で、でもですよ」
579: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:45:51.20 ID:rHC3Zm5J0
奉太郎「そんなの、いくらでも俺に自慢すればいいから、とにかく今は絶対に言うな」
える「は、はい……」
そこまで話、千反田を解放する。
580: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:46:18.29 ID:rHC3Zm5J0
……いくら何でも、何か別の言い訳をするだろう。
つい、30秒ほど前に言うなと言ったばかりなのだから、流石に言わない筈だ。
える「あのですね」
581: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:46:44.97 ID:rHC3Zm5J0
奉太郎「別に、いいだろ」
里志「まさか、あはは」
582: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:47:11.23 ID:rHC3Zm5J0
奉太郎「それよりだ」
千反田が一度、話題を切ってくれたお陰で、話の方向を変える事が出来た。
奉太郎「今日は俺の誕生日だろ、何か言う事とか無いのか」
583: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:47:38.90 ID:rHC3Zm5J0
三人はそう言うと、徐にカバンに手を伸ばす。
そして。
里志・える・摩耶花「誕生日おめでとう!」
584: ◆Oe72InN3/k
2012/10/19(金) 22:48:07.13 ID:rHC3Zm5J0
以上で第12話、終わりとなります。
乙ありがとうございました。
585:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/19(金) 22:51:23.90 ID:9UcjQLmso
おつー
586:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/19(金) 22:59:33.69 ID:P2v2MQUX0
乙
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