788: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:38:41.74 ID:MSedhqvo0
奉太郎「それで、祭りはいつ?」
える「明日です」
奉太郎「急だな」
789: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:39:10.95 ID:MSedhqvo0
える「そうです」
つまりはまた、ここから離れて遠出すると言う事になる。
ま、別にいいか。
790: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:40:11.74 ID:MSedhqvo0
奉太郎「……まだ何かあるのか」
える「折角来たんです、お話でもしましょう」
奉太郎「いや、今日は用事がだな……」
791: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:40:47.02 ID:MSedhqvo0
奉太郎「それで、話と言ってもする話はあるのか?」
える「ええ、少し」
何だろうか、千反田としなければいけない話は……
792: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:42:18.15 ID:MSedhqvo0
える「謝らないでください」
える「私がその道を選んだのは……停滞したかったからです」
停滞……?
793: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:42:45.57 ID:MSedhqvo0
える「足を止めて世界を見れば、折木さんの生き方を学べるかもしれないと」
奉太郎「……俺から学ぶ物なんて、無いだろうに」
える「そんな事ありませんよ」
794: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:43:13.05 ID:MSedhqvo0
しかし何か、引っ掛かる事がある。
だがそれを考えるのはあれだ、今じゃない。
今するべき事は、千反田の話に耳を傾ける事だろう。
795: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:43:38.88 ID:MSedhqvo0
える「……ありがとうございます」
える「やはり、折木さんには何でも話してみるべきですね」
そこまで過大評価されてしまっては、困る。
796: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:44:16.78 ID:MSedhqvo0
える「ええ、そうですよね」
千反田はそう言いながら笑っていたが、ならばお前はどうなんだ。
自分の事を理解して、自分の信じる選択をしたお前は。
797: ◆Oe72InN3/k
2012/10/28(日) 19:44:51.58 ID:MSedhqvo0
それは千反田も良く分かっている筈だ。
なら、さっきの言葉は恐らく……
俺と千反田の、関係の事だろうか。
1002Res/450.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。