832: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:51:28.42 ID:KdUl2NLN0
奉太郎「他にもまだ回りたい所があるのか?」
える「ええ、いくつか」
奉太郎「楽しそうで何よりだ」
833: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:52:12.47 ID:KdUl2NLN0
奉太郎「お前から見て、俺は変わったと思うか?」
える「私の中では、折木さんは折木さんですが……」
突然そんな質問をされ、きょとんとした顔をしながら千反田は答えた。
834: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:53:05.96 ID:KdUl2NLN0
える「折木さんにしては、随分と説得力が無い理由ですね」
える「私は……良い事だと思います」
奉太郎「何故? 千反田の気になる事を解決できるからか?」
835: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:53:59.93 ID:KdUl2NLN0
える「つまりですね、例えばですが」
える「折木さんが、急に非行の道に走ったとしても、それは折木さん自身が選んだ事ですよね」
また随分と、飛んだな。
836: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:54:51.44 ID:KdUl2NLN0
奉太郎「……ばれたか」
える「もう、やはり意地悪です」
奉太郎「すまんすまん」
837: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:55:29.24 ID:KdUl2NLN0
それから、いくつか店を一緒に回る。
金魚すくい、輪投げ等々。
食べ物をやっている店もいくつか回り、時を過ごした。
838: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:55:55.14 ID:KdUl2NLN0
奉太郎「なら、走るか」
える「この格好では、無理ですよ」
える「それに折木さんは、絶対に走らないじゃないですか」
839: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:56:47.33 ID:KdUl2NLN0
しかし、それを回避する事も俺には出来た。
俺から何も話さなければ、千反田から何か言ってくる事も無いだろう。
それこそが省エネか。
840: ◆Oe72InN3/k
2012/10/30(火) 22:57:16.98 ID:KdUl2NLN0
以上で第19話、終わりとなります。
乙ありがとうございました。
841:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/10/30(火) 23:19:51.23 ID:2qBEXaQAO
乙!
二人とも、自分の選択とか変化とかが正しいのかお互いに聞き合ってる。
・・・可愛いやつらめ!
842:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/30(火) 23:21:20.72 ID:r7s1Jjf1o
おつー
遠くに来てるし、二人以外の誰かが助けてくれることもないわけだね
よく言えば邪魔が入らないってことだけど
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