過去ログ - える「古典部の日常」
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853: ◆Oe72InN3/k
2012/11/01(木) 23:54:19.61 ID:5F99acxl0
〜公園〜

公園に着くとすぐ、千反田はいつもの様にベンチに腰を掛けた。

える「そろそろですかね?」
以下略



854: ◆Oe72InN3/k
2012/11/01(木) 23:54:53.54 ID:5F99acxl0
奉太郎「今日は楽しかったか」

える「勿論です、楽しくない訳がありませんよ」

奉太郎「なら良かったが」
以下略



855: ◆Oe72InN3/k
2012/11/01(木) 23:55:24.12 ID:5F99acxl0
える「……?」

顔をずっと見ている俺が不思議だったのか、千反田の顔には困惑の色が浮かんでいる。

奉太郎「……なあ、千反田」
以下略



856: ◆Oe72InN3/k
2012/11/01(木) 23:55:51.98 ID:5F99acxl0
える「あの、折木さん」

奉太郎「ん、どうした」

える「……綺麗ですね」
以下略



857: ◆Oe72InN3/k
2012/11/01(木) 23:56:38.40 ID:5F99acxl0
える「去年の事は、覚えていますか?」

奉太郎「……この公園での事か」

える「ええ、そうです」
以下略



858: ◆Oe72InN3/k
2012/11/01(木) 23:59:07.12 ID:5F99acxl0
奉太郎「あの時は……そうだ」

奉太郎「お前は随分と泣いていたな」

える「ふふ、迷惑でしたよね」
以下略



859: ◆Oe72InN3/k
2012/11/01(木) 23:59:55.96 ID:5F99acxl0
奉太郎「……あれか」

える「今でも大事にしていますよ、あのぬいぐるみは」

奉太郎「知っているさ」
以下略



860: ◆Oe72InN3/k
2012/11/02(金) 00:00:49.97 ID:X/71y8+d0
奉太郎「……あれはかなり、恥ずかしかったぞ」

える「す、すいません。 今度はぬいぐるみを欲しいと言っていた、と言う事にしておきます」

奉太郎「……本気か?」
以下略



861: ◆Oe72InN3/k
2012/11/02(金) 00:02:45.19 ID:X/71y8+d0
える「折木さん相手だと、気軽に冗談が言えるので、そのせいかもしれません」

える「仲良くなったのも、あるでしょうね」

える「最初の時より、今は仲が良いと思っていますので」
以下略



862: ◆Oe72InN3/k
2012/11/02(金) 00:04:37.90 ID:X/71y8+d0
花火は未だに上がり続けている。

俺と千反田は一度も視線を交えないまま、会話を続けた。

奉太郎「後、そうだな」
以下略



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