過去ログ - フィアンマ「…天使…?」垣根「それじゃ、安価旅行に洒落込むとしようぜ」
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2: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/10/01(月) 11:04:20.32 ID:XbjeqNTAO

ぶくぶく。
培養基の中。
得体の知れぬ液体に浸かる、一人の少年。
吐き出した呼気は泡となり、垣根帝督の顔の前を上へ上へと昇っていった。
周囲の研究者は感嘆の様子で、彼の様子を眺めては計測を行っている。
学園都市第一位に叩き潰された肉塊から、冷蔵庫よりも大きい循環器系代替機を付けられた脳に。 そしてようやく昨日、彼は演算能力により、自らの身体を造り出す事に成功した。
そして、目を覚ます。
自らの状態を、その優れた頭脳で把握する。
周囲の研究者達の話を聞き、現在の世界情勢を把握する。

第三次世界大戦。
ロシア。
学園都市の混乱。
開発機関『マジュツ』。

ぐちゃぐちゃに混ざる情報を適切に処理した少年は、端正な顔立ちの、その唇を、引き裂いた様に―――吊り上げた。


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