過去ログ - 健夜「年下の男の子を落とす100の方法 アラ古希
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856:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/10/09(火) 20:31:32.90 ID:4NKdEobio
千畳敷駅(終点駅)

恒子「この千畳敷駅は、標高2,612mに位置する日本で一番高い所にある駅です。ホームからは南アルプス連峰や富士山を遥かに望むことができ、ホームを抜けると、眼前に千畳敷カールの絶景が広がります。HP原文ママ」

えり「…」

健夜「…今のも」

咏「…」

恒子「どうだい須賀ちゃん。私旅番組のリポーターもやってけそうって思わない?ね?ね?どうこの感じ!どよ!」

京太郎「えーっと…」

えり「…少年が困ってるんで次行きましょう」

恒子「ああん!?」

健夜「ここで何をするの?」

えり「高山植物を鑑賞しながらのお散歩ですね」

咏「えー?地味…」

健夜「私は清々しくていいと思うけど…」

京太郎「千畳敷カールって?」

えり「カールとは氷河のゆったりとした流れにより侵食されて形成された、半円形の窪地の事ですね。中央アルプス千畳敷カールはは標高2,612mの高地にある、畳を1,000枚敷いた広さのカールという意味です」

恒子「む?」

えり「四季折々の美しい表情を見せる千畳敷カールですが、中でも夏のカールは一面に可憐な高山植物が咲き乱れ、まるで宝石箱のようだと言われています」

健夜「…」

咏「…」

京太郎「…」

恒子「…随分リポートがお上手ですな」

えり「ふふん」ニヤッ

恒子「この子も私と同じ地位を狙ってる!?他局ながら恐ろしい子っ!」

えり「…前々から言おうと思ってましたけど、私、先輩ですからね?」

健夜「…」

京太郎「あの…」コソコソ

健夜「ん?どうしたの?須賀君」

京太郎「ちょっと…二人っきりで歩きたいんですけど、いいですか?」

健夜「…」チラッ

恒子「なにをー!誰が先輩だー!他局のアナなんざしょせんただの商売敵よー」

えり「なんですって!?ここに来てそんな発言をしますか貴女は!」

恒子「うぇっへっへー。ぷー」

えり「馬鹿にして!知ってるんですからね!福与さん今回の旅で2kg太ったでしょ!」

恒子「げえ!なぜそれを!!」

えり「実はこっそりお風呂上りに測ってるのチェックしてたんです!連日の飲み過ぎが祟りましたね!ふははは!」

恒子「んがー!?」

ギャーギャー

健夜「…」チラッ

咏「…いいよ。先行ってな」

健夜「…ごめんね。…須賀君、それじゃあ、先、行ってようか」


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