285: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/20(木) 01:35:48.36 ID:lILVSCAeo
御坂妹は少し嬉しそうな顔をした気がした。
……確かに御坂妹はこの家で体験することは全てはじめてだもんな。
286: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/20(木) 01:36:21.88 ID:lILVSCAeo
「ン……」
「お、起きたか」
287: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/20(木) 01:37:01.79 ID:lILVSCAeo
そう言って一方通行から手を離す。
もちろん手を離す前に力を放出しておいた。
288: ◆IoH/Hpd1z6[sage]
2012/12/20(木) 01:37:39.87 ID:lILVSCAeo
「なあ、なんでお前は実験に参加しちまったんだよ」
「……教える必要もねェ」
289: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/20(木) 01:38:17.06 ID:lILVSCAeo
「俺は、不幸すぎて。お前は、強すぎたんだ」
「俺は、昔から不幸だった。お前の能力を消したこの右手。それが運とかそういうのまで片っ端から消してるかららしい」
290: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/20(木) 01:40:34.78 ID:lILVSCAeo
「……だから一方通行はもう誰も傷つけたくない、そう思っていた。だから一人になればいいと思った」
俺自身、そう思っていた。周りが不幸にならないように、誰も近づけちゃいけないと。
291: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/20(木) 01:41:01.42 ID:lILVSCAeo
……そう。
俺と一方通行の違いは、多分ここなんだ。
292: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/20(木) 01:41:29.85 ID:lILVSCAeo
「……とまあ勝手に思ってるわけなんですけどね」
293: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/20(木) 01:42:34.08 ID:lILVSCAeo
何故なら、
294: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/20(木) 01:43:14.12 ID:lILVSCAeo
295: ◆IoH/Hpd1z6[sage saga]
2012/12/20(木) 01:43:49.68 ID:lILVSCAeo
「……罪を犯したことは確かだ。お前が悪いし、償っていかなくちゃならない」
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