743: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:38:50.79 ID:7ikJ9Gf8o
『こいつは自分に任せておけ』
744: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:39:33.24 ID:7ikJ9Gf8o
「当麻、何なんだ、あれは。教えてくれないか?」
「……その前にまず、父さんがさっき後回しって言ってた話をしてくれないか?」
745: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:41:24.14 ID:7ikJ9Gf8o
「私はどうしても否定して欲しかったんだろうな。"当麻は元気でやってますか"と聞くべきだったのに、彼に"当麻は最近不幸ですか"と聞いてしまった」
「……」
746: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:41:58.29 ID:7ikJ9Gf8o
747: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:43:00.11 ID:7ikJ9Gf8o
「……ふふ」
自然と笑みがこぼれた。
748: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:43:33.57 ID:7ikJ9Gf8o
俺はやっぱり素人なわけで。
一度見られたならそれを隠すなんてことは出来ない。
749: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:45:04.02 ID:7ikJ9Gf8o
「俺の能力は"幻想殺し"っていって異能の力なら何でも消すって能力なんだ。ただ、これは学園都市の能力開発で得たものじゃなくて、どうも俺が産まれた時から持ってたらしいんだ」
750: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:47:39.39 ID:7ikJ9Gf8o
「……」
「俺の不幸のおかげで学園都市へ行けた、親友もできた。俺の不幸のおかげでインデックスと出会えた。あいつはある問題を抱えていたんだけどさ、俺の不幸のおかげであいつの問題に遭遇しちまって、あいつを助けることができた。他にもいろいろあるさ。不幸にも大事件に巻き込まれたおかげで、そいつらを助けることができた。今回だってそうだ。不幸にもあんな化け物に出会ってしまったせいで、世界を助けることができた」
751: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:48:46.19 ID:7ikJ9Gf8o
「そう、か」
「ああ、そうなんだよ」
752: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:50:35.64 ID:7ikJ9Gf8o
「あと、今回のことなんだけどさ……」
「うん?」
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