745: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:41:24.14 ID:7ikJ9Gf8o
「私はどうしても否定して欲しかったんだろうな。"当麻は元気でやってますか"と聞くべきだったのに、彼に"当麻は最近不幸ですか"と聞いてしまった」
「……」
746: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:41:58.29 ID:7ikJ9Gf8o
747: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:43:00.11 ID:7ikJ9Gf8o
「……ふふ」
自然と笑みがこぼれた。
748: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:43:33.57 ID:7ikJ9Gf8o
俺はやっぱり素人なわけで。
一度見られたならそれを隠すなんてことは出来ない。
749: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:45:04.02 ID:7ikJ9Gf8o
「俺の能力は"幻想殺し"っていって異能の力なら何でも消すって能力なんだ。ただ、これは学園都市の能力開発で得たものじゃなくて、どうも俺が産まれた時から持ってたらしいんだ」
750: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:47:39.39 ID:7ikJ9Gf8o
「……」
「俺の不幸のおかげで学園都市へ行けた、親友もできた。俺の不幸のおかげでインデックスと出会えた。あいつはある問題を抱えていたんだけどさ、俺の不幸のおかげであいつの問題に遭遇しちまって、あいつを助けることができた。他にもいろいろあるさ。不幸にも大事件に巻き込まれたおかげで、そいつらを助けることができた。今回だってそうだ。不幸にもあんな化け物に出会ってしまったせいで、世界を助けることができた」
751: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:48:46.19 ID:7ikJ9Gf8o
「そう、か」
「ああ、そうなんだよ」
752: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:50:35.64 ID:7ikJ9Gf8o
「あと、今回のことなんだけどさ……」
「うん?」
753: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:51:56.47 ID:7ikJ9Gf8o
「……え」
「つまりこの魔術を起こしたのは父さんってことだ。……まあ、それを被害なくして俺が止めることができたってのは本当に嬉しいことだよ」
754: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:52:25.97 ID:7ikJ9Gf8o
「……ははは。お前も大抵バカだな、当麻」
「な、何でだよ!」
755: ◆index//3x.[ saga]
2013/05/01(水) 00:53:02.74 ID:7ikJ9Gf8o
「ところで当麻」
「何だよ?」
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