過去ログ - やよい「プロデューサーと13人の魔女」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/10/04(木) 23:28:45.31 ID:I4W0WKquo
「その時にこの力のことを思い出して……効果は抜群でした。ミルクをあげてもお気に入りの玩具をあげても泣きやまなかったのに、たった一度キスしただけで…」

やよいはおびえるように自らの体をかき抱く。

「疲れてたなんて言い訳でしかありません。私は人の、家族の気持ちを弄ぶようなことをしてしまったんです…!」

「やよい…気にするなとは言わない。それがよくないことだってことは確かだから。でもやよいは実際頑張りすぎてた。それを見過ごしていた周りの責任でもあるんだ。だからあまり自分を責めすぎてもだめだよ」

「プロデューサー…」

やよいの表情にほんの少しだけ明るさが戻る。
俺は話を先へ進めた。

「で、その…能力を使ったのは…その3人だけ…?」

コクリとうなずいたやよいをみて一息つく。やよいの淹れたお茶がうまい。

「あれ?でもそれが何で俺とキスしないことになるんだ…?」

「それは…プロデューサーの気持ちを…勝手に変えちゃうってことですし…」

「確かにそうだけど俺はとっくにやよいの虜だし…好きって気持ちに上限があるなら突き抜けてる自信あるぞ?」

いつもならこんな言葉を聞けば顔を真っ赤にしてくれるはずなのだが、未だ表情は暗い。


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