過去ログ - やよい「プロデューサーと13人の魔女」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/10/04(木) 23:12:15.76 ID:WKeKDIFFo
「どうして、キスだけはダメなんだ?」

「…」

俺も健康な男だし、それなりに長く付き合っている彼女が泊まりにくれば…そういう雰囲気にもなる。
やよいの年齢を考えると躊躇われたが、彼女自身の一押しによって俺たちは繋がることができた。
その過程で頬や額、言うに憚られるような箇所にまで…恥ずかしがりながらもやよいは口付けを許してくれた。
ただ一箇所、唇以外は…

「初めては…結婚するまでとっておきたいから…」

それらしいことを言うが、やよいは目を逸らして明らかに挙動不審になっている。
やよいが嘘をついていること等丸わかりだ。付き合いが長いから、というよりもやよいが嘘を苦手としているからだろう。
そもそも俺はそれ以上の『初めて』を受け取ってるし…

「やよい…本当のことを言ってくれ。俺はなにがあってもやよいのことを嫌いになんてならない…だからっ!」

「…とりあえず入りましょう」

なんやかんやしている間に家に着いていたようだ。無言で家に入り、お茶を淹れてきたやよいと二人で向かい合った。
口と目をぎゅっと閉ざしたやよいをじっと眺める。しばらくの間をおいて、俺が痺れを切らす直前、やよいが重い口を開いた。


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