過去ログ - スネーク「こちらスネーク、八十稲羽市への潜入に成功した」
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433:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/10(土) 21:02:13.46 ID:yF+/EoRH0

スネーク「大切にしろよ、花村。自分の出自をな」

陽介「ああ。住んでる場所は関係ねえ、俺にはもうこの町にかけがえの無い仲間がいて…この絆は一生モンだ」

陽介「……俺、分かった気がするよ」

陽介「あいつと…相棒と肩並べるにはどうすればいいのか」

陽介「今度、あいつを鮫川にでも呼んで頼んでみる」

スネーク「頼む…?」

陽介「…殴ってもらいてえんだよ、相棒に」

陽介「俺ん中のぐちゃぐちゃしたモン全部ふっ飛ばすために、あいつに殴ってもらえば…なんか掴める気がするんだ」

スネーク「殴ってもらう…なるほどな」

スネーク「俺もかつて、ある男と殴り合いをしたことがある。そいつは昔信頼していた上司で…今度は敵同士として会いまみえてしまったがために」

陽介「スネークも?」

スネーク「だが、心は妙に清々しかった。敵と味方の垣根を越えた何かが俺達を突き動かしていたんだ」

スネーク「…地雷原の中であるというのに、そんなことすら気にならないほどに夢中で殴り合った」

スネーク「殴り合いが終わったあと、奴はとても晴れやかな顔をしていたよ」

スネーク「…拳で語る、という言葉もある。時には理屈ではなく、そういった行為の先に掴める何かがあるというのは…俺もよく分かる気がするんだ」

陽介「すげぇ殴り合いしたんだな…」

陽介「でも…スネークもそういう経験があるってんなら、尚更だぜ」

陽介「屁理屈こねる前に、まずは一回相棒にぶん殴られてくる。それで初めて…俺は相棒と対等だ」

スネーク「…いい目だな、花村」



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