過去ログ - スネーク「こちらスネーク、八十稲羽市への潜入に成功した」
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699:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/04(月) 22:17:04.14 ID:yQOsqXhJ0

美玲【…白鐘直斗】

直斗「…………」

美玲【あなたも…自分を受け入れたふりをして、強がっている人間の一人みたいね】

直斗「……黙れ」

美玲【それよ。それがあなたの特徴。すぐに威圧して強がろうとする…そうやって生きてきたでしょ?】

美玲【それが証拠…あなたが所詮、自分を女だと認められていない証拠に他ならないわ】

美玲【女であることを認めたんでしょう?ならどうして、未だにそんな服を着てるの?】

直斗「…………」

美玲【喋り方も男、服装も男。昔と変わらない…何一つとして、あなたの抱える問題は解決してないじゃない】

美玲【…怖ろしいからでしょう?急に女物の服を着て、女のような喋り方をして…周りに偏見の目で見られることが怖いから】

直斗「…………!」

美玲【学園祭が良い例よね。他の三人は曲がりなりにも舞台に上がったっていうのに、あなたは出ることすらしなかった】

美玲【…それっぽっちの覚悟で、よく自分を受け入れたとか抜かせたものよね?片腹痛いわ】

美玲【そして、その恐怖が特に誰を対象にした感情であるかといえば…】

美玲【…そう、特別捜査隊の面々よ】

美玲【所詮あなたは仲間を信用なんかしていない。女であることを知られて尚、男の格好でしか出ていけないんだから】

直斗「……それは……」

美玲【違うっていうの?性別はとっくに打ち明けてるのに、それでもまだ躊躇いがあるとでも?】

美玲【…それがあなたの限界。元々あなた、仲間になったのも一番遅いし。たかが一か月や二か月で絆…?ハッ、失笑だわ】

直斗「…違う…!特別捜査隊は…僕の居場所だ!」

美玲【で、その唯一の居場所ですら本当の自分を曝け出せないのがあなた…ってことでOK?】

直斗「……っ……」

美玲【一生やってれば?都合のいい時だけ自分を認めたふりして、他はすべて今まで通りの毎日】

美玲【…あなた足立透にさんざん言ってたけど、やってることが大して変わらない事実にいい加減気づいた方がいいんじゃないかな】

美玲【…現実に折り合いがついてないのは、どっちなのかなぁ…?アッハハハハハハハ!!】



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