28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/24(水) 21:46:10.99 ID:9tUiEL+00
女「待って」
男「どうした?」
女「大丈夫、大丈夫だから……」
とてもそうは見えないんだが……
女「休む必要もないから、平気だから。早く博物館に行こ?」
女友「でもまだ具合が悪そうだよ! 少し休むくらいなら私たちも全然平気だから」
ギャル「そうそう。それに……アレの日とかだったら……ね?」
ギャルは、いま女の耳元で何を言ったんだ?
女「ううん、全然平気だから! だから早く行こうよ! ね!?」
男「何言っても無駄だな。こいつ結構頑固だからさ」
これ以上は無駄だな……妥協策で我慢してやるか
男「女、俺にしっかり掴まれ」
さて、いっちょ頑張りますか……
――博物館――
女をおぶりながら歩いて早15分。お目当ての博物館に到着した
途中4人からさんざん持て囃されたがしっかりと無視を決め込んどいたぞ
男「着いたぞ。降ろすからな」
女「……………………」
首を横に振るな! 疲れるんだよ、主に精神的に……
さっきから首筋に髪の毛が当たってくすぐったいし…………
それに…………な? 小さいって事と無いって事はイコールじゃないんだよ
まぁこいつの場合ほぼイコールなんだけどさ
人間に本能を抑えられるくらい強靭な理性がある事を心から感謝するぜ…………
女友「あらあら〜? 女ちゃんがこんなんじゃ降ろせないよね?」
お前らニヤニヤするな! DQNは後でぶん殴ってやる!
男友「チケット買ってきてやるからよ。そのままおぶってな」
女友「そうそう、女ちゃんも男君に甘えたいだろうし。4人で行ってくるからね」
そう言うと答えもきかずに行っちまいやがった! くっそ、この4人………連帯感あり過ぎだろ!
特にギャルとDQN! この2人はグループ組んだ時に初めて会話したとは思えん程の連携をしてやがる
俺たちと同じように幼馴染だと言われても信じちまうぞきっと
73Res/57.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。