過去ログ - 【ゆるゆり】撫子「大室家の短編集」花子「だし!」
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◆Y79ev7DOE0Zd
[sage saga]
2014/03/09(日) 22:11:11.72 ID:gYEwYXH5o
第456話 反転世界 10
家に入ると、櫻子がバツの悪そうな顔で見てきた。
撫子「なに?」
櫻子「今外で向日葵と話してたでしょ?」
この櫻子から向日葵の話が出てくるとは意外だ。
撫子「うん」
櫻子「何話してたの?」
相変わらずの冷たい声
撫子「櫻子に嫌われて寂しそうだったよ」
櫻子「あのさ、それねーちゃんには関係ないじゃん! 関わらないでくれる!?」
確かに関係ない。だから言ってやった。
撫子「別に櫻子には関係ないよ。これは、私とひま子の個人的な付き合いだから」
櫻子「なっ!! ね、ねーちゃんの癖に生意気なんだよ!!」
おそらく今までの私は櫻子に反撃して来なかったのだろう。だから、私が反撃したことに対応しきれていない。
櫻子「ムカつく! ムカつく!!」
掴みかかってきた。
撫子「生意気なのはどっちだと思ってんだ? え? それが姉に対する口の聞き方か? え?」
花子「あわわわ」
花子「ぼ、暴力はダメだし!!」
撫子「花子……」
櫻子「チッ」
花子の仲裁で櫻子が手を離し自室へと戻っていった。
撫子「ごめんね。花子、怖がらせちゃって」
花子「うぅ……グスッ」
撫子「……」ナデナデ
たぶんこの世界の花子は、内気なんだろう。今のもこの花子にとっては精一杯だったんだろう。
撫子「頑張ったね」
花子「うわああああん!」
その後、花子が泣き止むまで撫でるのを辞めなかった。
第456話 反転世界 10 終わり
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