過去ログ - 【ゆるゆり】撫子「大室家の短編集」花子「だし!」
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980:1 ◆Y79ev7DOE0Zd[sage saga]
2014/04/03(木) 19:38:15.28 ID:r7sDqc7Eo
>>979 大室家の短篇集はこれが終わったら終わりにしようと思ってます。

第483話 パラレルワールド 10

撫子「それじゃあもう一回お休み」

美穂「うん」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

……眠りに付けない。やっぱり一度目が覚めたら無理か。

撫子「ごめん、美穂。やっぱり眠れないわ」

美穂「そっか。今日はじゃあもうやめとこうか?」

撫子「うん」

美穂「夜寝るときは、1人でやっちゃダメだからね?」

撫子「うん、夜寝ないで明日の昼間寝やすくしておくから」

美穂「……!」

美穂「私は泊まっていってもいいんだよ〜?」

撫子「その思いつきで発言する様を見ると、いつもの美穂って感じだよ」

美穂「えー。いいじゃんいいじゃん〜」

撫子「ダメ、だいたい夜は美穂だって寝るでしょ?」

美穂「撫子と一緒に寝るー。それで、藍ちゃんから撫子寝とっちゃうもん」

撫子「ほら、冗談言ってないで帰った帰った。逆に美穂は今日ちゃんと寝てきてね。明日はずっと付き合ってもらうから」

美穂「はーい」

全く、どこまで本気なんだか……

私はその夜、眠気と戦いながら徹夜をした。
途中で藍からメールが来る。

藍<撫子、昨日は調子悪そうだったけど大丈夫?

                       うん、大丈夫だよ>

                    あのさ、もしなんだけど>

藍<ん?

        もし、私がめぐみか美穂をいじめてたらどうする?>

藍<めぐみはいつもからかってるじゃん撫子

        いや、本当に不登校になるほどいじめてたとしたら>

藍<それは

藍<きっちり怒るかな。いじめるんじゃないぞ〜ってね

                      そっか。そうだよね>

                          ありがとう>

藍<よくわからないけど、あまり無理しないでね

                        うん、おやすみ>

藍<おやすみ〜

撫子「やっぱり、あの世界を変えるには……」

第483話 パラレルワールド 10 終わり


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