過去ログ - 杏子「寝坊の秋。二度寝の秋。早寝の秋」ヒョイパクモグモグ ほむほむ「ホビャァァァァ…」グチャリ
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87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/18(木) 20:13:50.86 ID:0RfejdnH0
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「…ホ…ホムッ!?ホムムッ!?」ガバッ! キョロキョロ…


ほむほむが目を覚ました……すでに太陽は頭の真上に差し掛かっている。


「ホムッ!!…ホムゥ…」アッ!!…ナイ…カ… ガックリ…


キャベツの芯の事を思い出してそちらを見たが、芯はどこにも無かった……追いかけてきたほむほむが持ち去ったのだろう。


「ホムー…マドカ…」カエロウ… ヨロ…


意気消沈して立ち上がろうとした時……


「ホッ!?『ズキッ…』ホビャッ!?」コロン…


激痛が両足に走り、バランスを崩してほむほむはまた転んでしまった……転んだままじっとしていると、足以外にも痛みを感じられた。

しかし、足の痛みは他のどの痛みよりも激しい……気力を振り絞り、ほむほむは激痛の走った自分の足を見た……


「ホムゥ?…ホッ…ホビョオオオォォォォーッ!?」エッ!?…ナニコレエエエェェェェーッ!?


……両足はパンパンに腫れ上がり、片方は折れているのか……あらぬ方向にねじれてしまっていた……

新入りのほむほむが二度と餌場に来ない様に過度に痛めつけるのは、野良の間ではよくあることだ……今回が正しくそれである。


「ホビャアアアァァァ…」イタイヨオオォォ… ポロポロポロ…


見てしまった事で脳のスイッチが入ったのか更に足が痛み出した……仰向けのままほむほむは泣く事しか出来なかった……

・・・・・・・・


「…ホムゥ…ホムホムゥ…」…デモ…カエラナキャ… エグエグ…


ひとしきり泣いて落ち着いたほむほむは家族の顔を思い出した……『早く……帰ろう……』


「ホッ!!…ホムガァ!!」ゴロン…


立ち上がることが出来ないので這って行くしかない……ほむほむは気合を入れてうつ伏せになった。


「ホミョオオオオォォォーッ!!」イタイイイィィィィーッ!! ポロポロ バンバン!


痛みに耐え切れず叫ぶほむほむ……思わず両手で地面を叩く……しかしすぐに顔を上げて、両手で這い始める。


「ホッ…『ズキッ!』ホビッ!…ホムッ…『ズキンッ!』ホギャッ!…ホホッ…」ズリ…ズリ…



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