過去ログ - 杏子「寝坊の秋。二度寝の秋。早寝の秋」ヒョイパクモグモグ ほむほむ「ホビャァァァァ…」グチャリ
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88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/18(木) 20:14:50.44 ID:0RfejdnH0
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「ホムゥッ…ホギッ!…ホッ…ホベッ!…」モウ…チョット…イタイッ! ズリ…ズリ…


ほむほむは玄関の前を通り庭に入った……もう太陽は傾き、夕暮れが迫ってきていた。


「ホム…ホムゥ…マドカァ…」ミエタ…オウチダ… ズリ…ズリ…


『もう少しだ……ごめんね……ごはんを持って帰れなかったよ……みんなお腹空かしてるよね……』ズリ…ズリ…

『ご主人が帰ってきたら、ごはんをもらえるように頼んであげるからね……大丈夫/// 私が頼んだらきっとご主人もわかってくれるよ///』ズリ…ズリ…

『早く行かなきゃ……まどまどが心配してるだろうなぁ……仔ども達は泣いてなきゃいいけど……』ズリ…ズリ…


ほむほむは両手に力を込めて急いだ……早く家族に会いたい……頑張った自分を褒めてもらいたい……その一心で……


「ホムゥ…ホムムゥ…」ハァ…ハァ…


水槽までもう少しのところまできた……しかし、水槽の中はしんと静まり返っている……


「ホムゥ?」アレェ?


『みんな待ちくたびれて寝てるのかな? 帰ってきたよー!』


「ホムウゥ///」オーイ/// ズリズリ… ポロポロ…


なんだか嬉しくなってほむほむは笑いながら泣き出した……目がかすむが早く進みたいので涙をぬぐう事もせずに這う……


「ホムムー…ホムッ!!」ツイタァ!! ポロポロ… ゴシゴシ


ようやく水槽にたどり着いたほむほむ……肘を突いて傷だらけになった手で目をこすり水槽の中を見た。


「マドカァ///…ホ?…ホム!?」マドマドー///コドモタチー///…エッ?


ほむほむは水槽の中を目を凝らして見た後……


     「ホ…ホ…ホギャアアアアアアアアアアアアァァァァァァァーッ!!…ア…」バタッ…


そのまま突っ伏して動かなくなった……

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「……今日も疲れたぁ〜……と! あいつらどうなったかな?」スタスタ…


仕事から帰宅した俺は庭に出た。



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