353:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/09(日) 09:05:56.44 ID:5ZufbDDxo
さやか「……恭介」
目を閉じ、うつむいて言うさやか。
強くうなずき、恭介に笑顔を向ける。
さやか「ごめん。用事ができちゃった」
恭介「……さやか」
さやか「友達?っていうか、私のライバルがさ、ピンチみたいなんだ」
さやか「これはさやかちゃんが助けに行かないとね」
恭介のそばに駆け寄り、キスするさやか。
恭介の体を強く抱きしめる。
さやか「エヘヘ、しちゃった」
さやか「でもこれで勇気が出たよ。もう何も恐くない」
さやかの目尻にうっすらと浮かぶ涙。
恭介「さやか、君はどこへ行こうとしてるの?」
さやか「もらった勇気を、今度は私が分けてあげる番」
さやか「さよなら、恭介。もし生きてまた会えたら、ヴァイオリンを聴かせてね」
恭介「さやか?」
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