過去ログ - 男「癒し屋…?」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/15(月) 09:59:35.81 ID:2TFBuW0DO
立ったら書きます

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/15(月) 10:01:33.74 ID:/Mv+u/E/0
そのホームページを訪れた人は、大抵胡散臭さを感じてページを閉じてしまうだろう。書かれているのは

癒し屋本舗 玲子
 時価 090-××××-××××

以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/15(月) 10:03:52.61 ID:/Mv+u/E/0
「またマムかい」

風が冷たくなり、コートが手放せなくなった季節。玲子のその日の客は、常連の真宮寺だった。夕方から一晩、という契約で、かれこれ三年以上玲子の癒し屋本舗を利用してくれている。

「だって」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/15(月) 10:06:22.68 ID:/Mv+u/E/0
「だって勝者の酒なんですもの」
いきなり見知らぬ男性に話しかけられても動じることなく、玲子は切り返した。それは一目でこの男性が、それなりのステータスを持っている男性だと見抜いたからだ。スーツはバーバリー、体にぴったりフィットしていることからも、オーダー、せめてセミオーダーだということが分かる。ワイシャツはアイランドコットン、ボタンは貝殻。
短めに切った髪を後ろに流し、眉はくっきりと、彫刻のように深い目頭に高い鼻。肌はもちろん手入れされて、髭の剃り残しなどどこにも見当たらない。
嫌味なまでに自分の見せ方を知っている男だ。



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