過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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102:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 07:48:01.85 ID:FW+Jr7MZ0
しかしその顔が、すぐに青くなり、彼女は口元を手で押さえた。

「ほらな」

慌てて大河内が洗面器を彼女の前に持ってくる。

そこに胃の中のものを全て戻し、汀は苦しそうに息をついた。

その背中をさすって、大河内がおろおろと圭介を見る。

「す……すまない。少しくらいならいいかと思ったんだが……」

「全く……人の話を聞かないから」

呆れた声で圭介は資料を脇に挟み、
汀の吐瀉物が入った洗面器を受け取った。

「とりあえず、大河内も少し汀を休ませてやってくれ。
俺は診察室にいるから」


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