過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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118:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 07:59:24.32 ID:FW+Jr7MZ0


「……そうか。一緒に遊んだ記憶が飛んだか」

赤十字病院の一室で大河内がそう言う。

彼は暗い顔で、腕を組むと壁に寄りかかった。

「ダイブした患者の記憶も、スッキリ飛んでた。
お前の用意したクスリは、本当に良く効くな」

資料に目を通しながら圭介が言う。

大河内は反論しようと口を開けたが、
言葉の着地点を見つけられなかったらしく、息をついて呟いた。

「クスリが強すぎる」

「それくらいが丁度いいんだ。あの子のためにも」


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