過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
1- 20
161:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/17(水) 19:55:10.72 ID:mpXVKIpT0
「あそこ」

右手で木の下を指差す。

そこには薄汚れた段ボール箱が置いてあり、
夕立で濡れたのか、グショグショのタオルがしいてあった。

近づいて覗き込んで、圭介は顔をしかめた。

今にも死にそうなほど衰弱した、
手の平ほどの大きさの白い子猫が横たわっていたのだ。

「圭介、猫だよ」

「ああ、猫だな」

興味がなさそうにそう言って、圭介は車椅子を道の方に戻そうとした。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
953Res/544.12 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice