過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
1- 20
271:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 11:08:55.77 ID:OB2lhOYj0
巨蜘蛛が悲鳴を上げた。

嫌々をするように首を振った蜘蛛に、汀は淡々と続けた。

「あなたが思い描く現実なんて、どこにもない。
誰も、あなたのことを理解なんて出来ない。
あなたが、あなたを理解できないように。
私も、あなたを理解することができない」

「危ない!」

そこで岬が悲鳴を上げた。

汀が気づいた時は遅かった。

蜘蛛が足を振り上げ、汀に向かって振り下ろしたのだ。

小白も、とっさのことで反応が出来ないほど、すばやい動きだった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
953Res/544.12 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice