過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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311:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:20:01.39 ID:K0O/uRqT0
そして、荒く息をつきながら、口の端を吊り上げて、
およそ人間とは思えない形相で、ニヤリと笑った。

「……遅かったか……!」

大河内が、それを見て硬直する。

「はは……はは……はは……ははははは!」

少年が突然、高笑いをした。

そして生気を失った瞳で大河内と、周囲の医師たちを見回す。

「ごきげんよう、日本赤十字病院の皆さん」

体は動かさず、首だけがゆらゆらと揺れている。

声はガラガラとしわがれていて、まるで老人のようだった。


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