過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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331:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:33:35.75 ID:K0O/uRqT0
そして眠っている小白を無造作に掴み、ケージに放り込むと、
リードを外して、それもケージの中に突っ込んだ。

彼はケージを腕にかけると、汀を慎重に抱き上げた。

以下略



332:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:34:07.14 ID:K0O/uRqT0


「ナンバーX?」

きょとんとした顔で汀がそう言う。
以下略



333:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:34:47.20 ID:K0O/uRqT0
「大河内せんせに会えるかな?」

「依頼主が大河内なんだ。嫌がおうにも会うことになるさ」

「ほんと? やだ、私こんな格好で……」
以下略



334:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:35:21.00 ID:K0O/uRqT0
「その、ナンバーXっていうマインドスイーパーが、
勝手に回線に進入してきて、
他の人のマインドスイープを邪魔してるんだ」

「話によるとな。どの程度の能力者なのか分からないから、
以下略



335:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:35:48.92 ID:K0O/uRqT0
「今回の対象は、生後一ヶ月の女児。
自殺病の第二段階を発症してる。
軽度だが、乳児だからダイブにはもちろん細心の注意をはらってくれ」

「いいの? ナンバーXっていう人は、患者も殺しちゃうんでしょう?」
以下略



336:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:36:14.70 ID:K0O/uRqT0
「私は、その人から、この赤ちゃんを守りながら、
自殺病を治療すればいいんだね」

「分かってるじゃないか。決して、戦おうなんて考えるなよ」

以下略



337:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:36:50.10 ID:K0O/uRqT0


赤十字病院の会議室で、汀は大声を上げた。

「せんせ!」
以下略



338:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:37:42.69 ID:K0O/uRqT0
その頭を撫でながら、大河内は彼女を抱き上げつつ、
会議室の上座に移動した。

「元気だったさ。汀ちゃん、少し痩せたんじゃないか?」

以下略



339:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:38:15.32 ID:K0O/uRqT0
「せんせ?」

不思議そうに汀が聞く。

大河内は彼女に笑いかけ
以下略



340:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/18(木) 17:38:55.82 ID:K0O/uRqT0
大河内は咳払いをして、周りを見回した。

「……こちらが、先ほど説明した高畑医師と、マインドスイーパーです。
特A級の能力者です。私が、個人的な要望でお呼びしました」

以下略



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