過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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370
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 18:04:00.44 ID:K0O/uRqT0
そこでハッとした汀が手を伸ばし、彼の銃を持った手を横に払う。
「一発」
パンッ! と弾丸が明後日の方向に発射された。
以下略
371
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 18:04:31.21 ID:K0O/uRqT0
汀はそれより一瞬早く地面を転がり避けると、
男の子に駆け寄り、殴りつけた。
彼はそれを軽くいなして、銃口を汀の頭に向けようとする。
以下略
372
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 18:05:01.37 ID:K0O/uRqT0
「あれ……?」
そこで男の子は口を開いた。
「なぎさちゃん?」
以下略
373
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 18:05:36.77 ID:K0O/uRqT0
「アディオス。また会おうね、なぎさちゃん」
カチッ。
撃鉄が虚しく虚空を叩く音が響いた。
以下略
374
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 18:06:07.68 ID:K0O/uRqT0
崩れ落ちた男の子を蹴り飛ばし、
汀は荒く息をつきながら立ち上がった。
小白が駆け寄り、よろめいた彼女を支える。
以下略
375
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 18:06:38.07 ID:K0O/uRqT0
★
「あーあ、負けちゃった」
雑然とした部屋の中、マスク型ヘッドセットをむしりとり、
以下略
376
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 18:07:07.07 ID:K0O/uRqT0
男口調で喋って、女医は顔をしかめた。
「いい加減にしないと、本当にブチのめすよ」
「ごめんごめん。今回が最後だって」
以下略
377
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 18:07:47.93 ID:K0O/uRqT0
「まさか、そんな……でも、考えられない話じゃ……」
「元気そうだったよ。
髪の毛は真っ白になってたけどね。はは、僕とおそろいだ!」
以下略
378
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 18:08:20.10 ID:K0O/uRqT0
「勘違いなんてしてないさ。感謝してる。してるよ」
「してるならそのニヤケ顔をやめろ」
「分かる?」
以下略
379
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 18:08:48.49 ID:K0O/uRqT0
「ま、仕方ないか」
「我侭言うな。それにしてもお前……」
彼女はふと動きを止めて言った。
以下略
380
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/18(木) 18:09:24.49 ID:K0O/uRqT0
★
びっくりドンキーの店内で、汀はぼんやりとした表情のまま、
チビチビとメリーゴーランドのパフェを口に運んでいた。
以下略
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