過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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444:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/19(金) 19:45:11.38 ID:v+tkSpTq0


彼女達が次に目を覚ましたのは、肉と獣の臭いと、
血の据えた臭いが交じり合った、不快な空気の滞った場所だった。

「何……ここ……」

平気そうな汀とは対照的に、理緒が鼻をつまんで顔をしかめる。

そこは、沢山のテントが並んでいる場所だった。

丸太のテーブルに、丸太の椅子。

そして、テントそれぞれには、血まみれのエプロンを羽織った、
顔がモザイクで隠れた男性達がそれぞれ肉切り包丁を持って、
『作業』をしていた。

少し離れた場所に、サーカスのテントのような場所が見える。

先ほどと同じように、スーツ姿の男が入り混じって歩き回っている。


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