過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/16(火) 18:11:24.69 ID:Xp8Q5vyA0
壁には矢印と避難場所と書かれた電光掲示板がいくつも取り付けられ、
それぞれが別の箇所を指している。

良く見ると螺旋階段の対角側の所々に、
人一人通れそうなくぼみが出来ており、そこに鉄製の扉がついていた。
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/16(火) 18:12:04.26 ID:Xp8Q5vyA0
耳元から聞こえる圭介の声に、汀は小さくため息をついて答えた。

「上と下に、上限と下限がない通路と、横に隠れる場所。
多分、何かから心を守ろうとしてるんだと思う。
扉が一杯あるの。どれかが中枢に繋がってるんじゃないかな」
以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/16(火) 18:12:40.17 ID:Xp8Q5vyA0
顔も確認は出来ないが、マネキンではないようだ。

「トラウマだ」

そう呟いて、汀は近くの避難場所のドアを開けて、そこに体を滑り込ませた。
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/16(火) 18:13:15.73 ID:Xp8Q5vyA0
声が聞こえた。

「でね、国語の小山田。美紀ともヤったらしいよ」

「えぇ? 本当? 何で美紀なの?」
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/16(火) 18:13:59.32 ID:Xp8Q5vyA0
『慎重に行けよ。この患者は、レベル5だ』

「うん」

小声で頷いた汀の目に、また二人組の女の子達が上がってくるのが見えた。
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/16(火) 18:14:26.26 ID:Xp8Q5vyA0
「美紀ってさ、地味だし、頭も悪いし、何もいいところないじゃん。
だから、小山田を味方につけようとしたんじゃないかな」

「えぇ? 最悪。小山田、あいつヤリ捨て名人なんだよ?
美紀、バカ見ただけじゃないかなぁ」
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/16(火) 18:15:01.79 ID:Xp8Q5vyA0
「ユブユブユブユブユブユブユブ」

突然、奇妙な呟きとともに、
また女の子二人組が上がってくるのが見えたからだった。

以下略



55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/16(火) 18:15:31.90 ID:Xp8Q5vyA0
そこで、彼女の耳に、螺旋階段全体に声が反響したのが聞こえた。

「ゆぶユブユブユブゆぶユブユブゆぶ」

上を見た汀が、一瞬停止した。
以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/16(火) 18:16:09.17 ID:Xp8Q5vyA0
それが当たった階段が、
ジュゥッ! と焼ける音を立てて黒い煙を発し、そして溶けた。

液体の落下よりも、汀の落下の方が間一髪で早かった。

以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/16(火) 18:16:43.23 ID:Xp8Q5vyA0
ささくれ立って、ボロボロの階段になっていく。

そんな中、一つだけピンク色に光る電光掲示板があった。

汀はその矢印が指すドアを確認すると、螺旋階段の手すりに手をかけ、
以下略



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