過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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534:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/20(土) 22:36:15.64 ID:byJxhkJD0
「なぎさちゃん! 君じゃないか!
僕の構築から抜け出せる人はいないって、
褒めてくれたの、君じゃないか!
なのに……なのにどうして? ずるいよ!」

喚くナンバーXの耳に、汀がスライドさせたヘッドセットから、
圭介の声が流れて飛び込んできた。

『クソガキが』

汀が首の骨を、コキ、コキ、と鳴らす。

瞳は光を失っており、不気味な様相を呈していた。

『俺より早く鯨の居場所に気づくとは、
たいしたもんだが、一手遅かったな』

汀が軽く笑って、見下したように彼を見て言う。


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