過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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611:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/21(日) 19:57:31.00 ID:vW73a+6T0
「ドクター高畑。あなたのナビゲートを受けるのは心外だけど、
この際仕方ないわ。一時的に会話をしてあげます」

『それは光栄だ』

「心理壁に繋がる道を開きました。次の指示をお願いします」

カチャカチャとルービックキューブを動かし、
彼女は無表情でそれを壁の窪みに嵌めた。

色は、六色全て揃っていた。

また、ガコン、という音がして、
今度は十センチ程壁と壁の距離が狭まる。

「汀ちゃん! 壁が近づいてきますよ!」

「当たり前のことをいちいち喚かないで」

理緒の悲鳴を冷たく汀が打ち消す。


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