過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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633
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/21(日) 20:11:14.36 ID:vW73a+6T0
彼女の目に、既にソフィーによって停止させられたのか、
いくつかの時計塔が見えた。
それが上下左右対称の、幾何学的模様を描いている。
以下略
634
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/21(日) 20:11:53.90 ID:vW73a+6T0
理緒は必死に豚にしがみつきながら、何度も頷いた。
「でも一緒に来ないと、治療した時に外に出れないよ」
汀は考え込んでため息をついた。
以下略
635
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/21(日) 20:12:31.05 ID:vW73a+6T0
「理緒ちゃん?」
問いかけた後、汀はサッと顔を青くした。
理緒がここまでの高所恐怖症だとは思わなかったのだ。
以下略
636
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/21(日) 20:13:05.60 ID:vW73a+6T0
回転ノコギリが迫っていた。
「理緒ちゃん、目を開けて! 早く降りないと、まずいよ!」
「……だ、駄目! 駄目なんです!
以下略
637
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/21(日) 20:13:42.57 ID:vW73a+6T0
彼女の左腕が、綺麗に肩口から両断されて、
ボトリと時計塔の足場に落ち、転がって下に消えていった。
凄まじい量の血液が、彼女の肩口から噴出する。
以下略
638
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/21(日) 20:14:13.86 ID:vW73a+6T0
そして彼女は、肩口を押さえてうめいている汀に近づいて、
震えながら、上腕が両断されてしまった彼女の傷口を見た。
「ど……どうしよう……! どうしよう!
高畑先生! 汀ちゃんが……汀ちゃんが!」
以下略
639
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/21(日) 20:14:40.16 ID:vW73a+6T0
理緒が慌てて口を挟む。
「む……無理です! 汀ちゃん、戻ろう?
このまま失血したら、現実世界の左腕も……」
以下略
640
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/21(日) 20:15:25.80 ID:vW73a+6T0
☆
お疲れ様でした。
次回の更新に続かせていただきます。
以下略
641
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]
2012/10/21(日) 21:59:48.03 ID:e4Pqly+ao
乙
>>607
の
「日本には馬鹿しかいないるのかしら?」
って
「日本には馬鹿しかいないのかしら?」
以下略
642
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
[sage]
2012/10/22(月) 02:01:21.49 ID:ObBi3f5AO
乙です。
セブンスヘブンという言葉は映画や音楽の題名に割と使われてますので例えば
【福音症候群〜7th Heaven Syndrome〜】
以下略
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