過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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671:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:46:17.24 ID:NmcSo/nB0
「じゃあ、今回の患者さんって……」

「ええ。マインドスイープに深く関わっている人間で間違いないと思うわ。
それだけに、危険性が急上昇するのよ」

以下略



672:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:47:06.83 ID:NmcSo/nB0
「私達、ハメられたのよ。あの高畑とかいう医者に。
ドクター大河内も信用は出来ないわ」

「そんな……お二人とも、良い方々です」

以下略



673:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:47:45.56 ID:NmcSo/nB0
「そう思いたいんなら、それでいいわ。
時間がないから、話を進めるわよ。
で、今回は、最低でも五種類の役割が必要になるの」

「五種類……?」
以下略



674:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:48:33.27 ID:NmcSo/nB0
理緒を手で指して、ソフィーは続けた。

「最後はキーパーソンを守る、ファランクス(盾)が必要。
それで、最低五人。
通常は二人ずつ各ポジションに配置して、
以下略



675:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:49:11.61 ID:NmcSo/nB0
「…………」

彼女の勢いに圧倒されながら、理緒はおどおどと口を開いた。

「じゃ、じゃあどうすれば……」
以下略



676:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:49:54.07 ID:NmcSo/nB0
「汀ちゃんが自分を犠牲にしてでも、
私達を守らなきゃいけないって、そう言うんですか?
この子は、私のせいで左腕が……」

「どうせ現実世界でも動かないんだから、関係ないじゃない」
以下略



677:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:50:34.97 ID:NmcSo/nB0
「何するのよ!」

ソフィーが我に返って大声を上げる。

理緒は目に涙をためながら、押し殺すように言った。
以下略



678:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:51:11.63 ID:NmcSo/nB0
理緒はそう言って、病室の入り口を手で指した。

「出て行ってください。
汀ちゃんは、次のダイブまでゆっくり休まなきゃいけないんです。
あなたも、休んだ方がいいと思います」
以下略



679:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:51:40.17 ID:NmcSo/nB0
ソフィーはしばらく鼻息荒く彼女を睨んでいたが

「ふんっ!」

と言ってきびすを返した。
以下略



680:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:52:16.54 ID:NmcSo/nB0


三時間後、理緒は暗い表情で、うとうとと半分睡眠状態に
入っている汀を乗せた車椅子を押して、施術室に入ってきた。

以下略



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