過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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682:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/22(月) 19:53:28.92 ID:NmcSo/nB0
「え……」

「全員、帰還できなかった」

そう言って、大河内は汀の頭に
マスク型ヘッドセットを被せて、立ち上がった。

「是が非にでも、汀ちゃんと、君と、ソフィーの力が欲しい。
そうじゃなきゃ、赤十字の子供達が、
それこそ単なる『犬死に』で終わってしまう」

大河内の目は、いつもと違ってどこか冷たかった。

「それだけは避けてあげたい」

「そんな……私達は三人なんですよ!」

「分かっている。分かっていてのダイブなんだ」

そこで、圭介がポケットに手を突っ込んだまま、
白衣を翻して部屋の中に入ってきた。


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