過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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865:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/24(水) 20:17:30.17 ID:vFBSZDNN0


理緒と汀は目を開いて、そして同時に短い悲鳴を上げた。

二人がギョッとしたのも無理はなかった。

ものすごい勢いで、落下していたのだった。

上空の雲の上に、彼女達はいた。

汀が落下速度で目を開くことも出来ず、
手を広げて理緒の体を掴んで引き寄せる。

二人でもつれ合いながら落下する。

そこで、汀の肩にしがみついていた小白が、
ボンッ、という音を立ててパラシュートのように膨らんだ。

それに減速され、二人は次第にゆっくりと落下していった。


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