過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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872:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/24(水) 20:21:43.72 ID:vFBSZDNN0
「僕らに、君達の基本夢座標の位置を教えて欲しいんだ。
それで、こっちから、君達の頭の中にハッキングが出来る。だから……」

「話してる暇はないわ。『いっくん』、すぐにここを出て」

汀が、彼の声を打ち消してそう言う。

一貴は一瞬きょとんとした後、首を傾げた。

「どうして?」

「赤十字病院が、あなた達のハッキングを察知してる。これは罠よ」

「ねぇ……なぎさちゃん? 何も覚えてないの……?」

そこで、一貴の隣で、おずおずと岬が口を開いた。

汀は面倒臭そうに彼女を見て、言った。

「言ったでしょ。私は何も覚えてない。だから早くここから……」


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