過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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896:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:28:54.01 ID:CgQnpWSV0
目の前の砂画面の男は、
ダラリと体を弛緩させて椅子に腰掛けていた。

「匂いだ」

理緒がそう呟く。

「小白ちゃんが、この人の匂いを感じ取ったんですよ!
多分、この人が煉獄に繋がる道です」

「でも、どうやって道を開けばいいんだろう」

汀がそう言って、砂画面の男を小突く。

反応はなかった。

しかしそこで、周囲を歩いていた人々の動きがぴたりと止まった。

そして携帯電話をゆっくりと降ろす。

一瞬後、どこから取り出したのか、全ての人が自動小銃を構えていた。


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