過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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935:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 18:02:25.14 ID:CgQnpWSV0
「質問に答えてください!」

「興奮しないほうがいい。お互い体力もかなり低下している」

理緒をなだめてから、大河内は続けた。

「今は元老院の方が力が強いが、君の意思が重要だ。
赤十字も、人の意思を曲げることは出来ない。
もとはといえば、この二人と君は他人なんだ。
入れ込む必要はない」

「先生まで……そんな……」

愕然として理緒は、両手で顔を覆った。

「今更、汀ちゃんを見捨てることはできません……
私、一人で逃げるなんてことできません……」

「君は優しいからな。だが、それとこれとは別の問題だ」

大河内はか細い理緒の声を打ち消し、続けた。


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