過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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936:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 18:03:12.19 ID:CgQnpWSV0
「逃げではない。自分の身を守るんだ。
ソフィーも、高畑の計画で手痛くやられてしまっている。
沢山の命も失った。安全な場所に避難するんだ。
自分から、最も危ない場所に飛び込んでいくことはない」

大河内は息をついて立ち上がり、壁に寄りかかった。

「よく考えて決めてくれ。このままだと、君まで高畑に殺される」

ソフィーと同じ台詞を口にして、
大河内は病室の出入り口に手をかけた。

「とにかく、私が来たからには高畑の好きにはさせない。
今のところは落ち着いて、ゆっくり休みなさい」

「先生……」

理緒は顔を上げ、そして両目から段々と涙をこぼし始めた。

そして汀の手を握り、呟くように聞く。


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